〜あると思えばある〇〇〜
今回は、置き去りにしてきたことが演奏にも生活にも影響しやすいことや、縛りを解くヒントとなる経験の一例をシェアします。
意外と私みたいな方もいらっしゃるのではないかと思い、書き記しておきたい内容です。
例えば、「自信」ってどうやったらつくの?
本番前に緊張をほぐすように「自信をもっていこう」と送り出すコミニュケーションもありますね。
研究も情報も多く、自信をつけたいなら〇〇!みたいな記事も目をひくと思います。
そんな記事を読んだとき、自分の感情がどう感じたか心の声に耳を傾けたことはありますか?
「よく聞くけどそんなに簡単じゃない!」
「言われた通りやってるけどできない」
「やっぱり場数?」
こういった感情は瞬間的な表面に出やすい気持ち。
では、もっと裏側にあるのが心の声…
奥に潜む根っこの思いは自分では気づきにくいです。
私もそのひとり。
人様に失礼のないように、喜んでもらえる or うまく演奏したい、など理由はそれぞれ。
緊張するのは真剣に取り組んでいるからだしね。
思考のパターンや癖は表からはなかなかわかりません。
けれども、そう思ってしまうパターンや癖は記憶や無意識レベルで肉付けされています。
根本的な改革にもアプローチの方法は様々です。
共通なのは、改善には実践(癖に気づき、気づいたら書き替える練習)がいります。
完璧主義、人の気持ちを汲みすぎて自己否定や気持ちを言葉にするのが苦手な方などは、
特にひとつずつ慎重に糸を解くような根本的なアプローチがいると思います。
これは、作曲家の精神を理解しようとするときにも大切な愛情です。
だから、緊張する自分は問題ない。
緊張を無くしたいと思っているなら、
緊張は無くならなくていい。
そして冒頭の見出しにしている
あると思えばあるもの。
〇〇は、自分でなんでも設定していいのです。
他者を過剰に気にしていた過去の私は、
〇〇を愛情と言い、言われてもない評価が頭に思い浮かぶたびに自分を繰り返し労わる言葉にかえる練習をしました。
頭だけでやると頭でっかちになるので、またグルグルして沼にハマるのを避けるため
体を動かしながらやることです。
それが楽器の練習でもいいし、家事や休憩にコーヒーをいれるでもいい。
四股を踏む、スクワット、ストレッチ。
動作として何かをするのが大事!
こうして問題に思う気持ちの方向を、羅針盤のように視点を変えていきませんか?
セッションやワークでは、まず他者への意識から自分を眺めるように離します。
そのままの自分を認知、客観視です。
そうして自分で自分を解すことは、生涯にわたる成長の実感と財産。
内側から自然に表現できる演奏のためにエネルギーを向けられ、深いレベルで豊かになれる一歩。
歪みやバランスを調和し、ほどよく楽観的!
世間話のような感覚で、こちらがさりげなく
手法を取り入れて気づきに結びつくようサポートしますので、お気軽にどうぞ❣️