演奏会が多く開催されるシーズンの3月。
私も大切なステージを終え、幸せと学びを授かりました♪
振り返ると、どの舞台でも今最善の瞬間に思える思い出がたくさんありますが、
ひとつ終える度、基本に立ち返る時間と道が
開けていくようです。
私にとって演奏の喜びと音楽の愉しみはもちろん、どちらかといえば演奏直後はそれまでの過程が一瞬で紡ぎ合わさる感覚が大きく占めています。
曲に取り組むスタートの時点では表現よりも基礎技術、音楽性や分析にほとんど費やし、
やっと表現が見えてくる。
ひとつスタイルが確立してきたころ、また別のアプローチが現れて
曲の本質的なスタイルから逸れていないか、聴く側からの立場になって音のバランスやフレーズのアプローチを確かめながら…
そうして自然に馴染み委ねるころ、今の最善だと思う表現で本番を迎える。
こんな月日が凝縮して流れていきます。
体と同じく消化、吸収、排出!
「表現」って、練習過程の最高峰の域なんですね!
きっと後から録音を聴くと、意図したこととは違うサウンドになっている差が出てくるものですが、これも練習経験として活かしたいポイントです。
技術的なことに伴う理想と現実のギャップの苦しみもあると思います。
そんな感性や感情も大切に。
新年度も楽しみですね!
春からいったん身軽になって蓄えていきましょう。