知識は材料

2024年09月04日 09:13
カテゴリ: 練習

材料をどう扱う?


知っている  >  わかる   

本をたくさん読んで知っている
勉強している、通っている
先生方やだれかが言っていたから

色々と得たような気になりやすいけれど
実際の演奏はいかがですか?
“わかる”に到達するまでの実践はどうでしょう?


音価通り、と言っても捉え方は十人十色
ある音符の音形もニュアンスもフレーズの出し方も間の具合も…
自由に、好きなように、よい趣味で

とは言え、前提に土台の基礎技術と実践の中で「知識という材料の生かし方を知る学び」が必要になってきます

道具や生産者の心の内、そして人に渡るまでの過程、渡った後の使い方を知ることで
一連の想いが繋がり生き続けるように
音楽も人を繋ぐツールです

特にクラシック音楽は既にある曲ですね
知識を実践に生かす時の解釈は
真心を尽くすような人の温かさを感じます

曲に内在する表したかった意図を
より美しくなるアイデアとチャレンジをもって演奏するために、知識と実践の入念な準備をして臨みたいですね!


その積み重ね方と律し方に伴うように
演奏者の人格と個性が自然と雰囲気に出るのだと思います

自分では出そうとせずとも出ているもの
長所で包まれた個性と敬意が
曲と協調された時
そんな素晴らしい一期一会の演奏が
私は楽しみです💍

記事一覧を見る