明らかな準備不足や技術不足はここではあまり触れず
聴き手は音楽の力を感じたいと足を運び、近づいていく
では演奏者側はどんな心持ちが良いでしょうか?
ボリュームのみに頼った演奏やミスタッチしないよう完璧さを意識し過ぎていては、反対にミスが目立つような気がしますし
評価や印象を気にした演奏は聴き手との合点がとぼしくなってしまいます
呼吸のように外から内へ、内から外へ
聴く人の気と演奏者の間に心地よい音楽スペースがあることは…
車のブレーキを踏むようなアソビの幅、
あるいは走り出しからスピードが乗っていくような自然な音楽の運び
完璧さの追求が練習ではなく、固まった壁を削いでシンプルに
そこから多様な感情を美しさに構成していくように重ねられるとミスタッチはさほど気にならなくなるような気がします
耳に自然と心地よく響いているか、ぜひ聴いてもらいましょう✨