表現が難しい曲に取り組むとき

2024年05月30日 08:40
カテゴリ: 練習

中身のある演奏のために

聴いて素敵な曲だけど、自分の技量では難しいな…
そう感じる曲ありますか?

楽譜はシンプルに見えるけど、長い音やゆらぎの吹き方が単調になってしまう
デモ演奏や音源がないと吹き方がわからない

こんな悩みに遭遇したりします


そんな時、まずは考えすぎず音に導かれてみる、歌ってみる
心情の言葉として音をとらえてみませんか?

1つの音価をどうするかに固まらないで、まずはレガートで

それから指示されたアーティキュレーションとか、リズム、ハーモニー、曲の全体構成に広く目をむけて、まずは区切って練習していきます

力点の加減や音程感をよく練っていくと、少しずつ本来の持ち味が見えてくるかもしれません

インスピレーションや勘のようなものは、ある程度の型を身につけてからです
心配いりません
正しく繰り返し、丁寧な営みの先に結果としてついてくるものでしょうか


経験のサポートをするのが指導者の役割
フレッシュな感性を遮らないためにも、まずはそのまま見せて下さい

分からない時こそヘルプです
そこが始まりで、お互いの学び合いが生まれます

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