5年、10年、20年前…と振り返ると、身体も吹き方も変わってきました
フルートの構えは、日常ではない動作の持続
それに加えて巻き肩や、肩周り(胸の上あたりの筋肉、肩甲骨周り)などの筋肉のコリや癖が呼吸にも影響して、吹きごこちが自然に感じにくい楽器だと思います
女性だと反り腰や骨盤の歪みもかなり影響大です!
構えの腕は背中の支え、指の当てる位置や角度も背中と胴体の軸があってこそ
横に構えた時の、楽器と胴体、足の方向も気になるところです
支えの重心と、深く呼吸を感じるのに障害になる体勢はレッスン毎に注意深く見ています
私の場合、構えが不安定なまま吹いていた頃には指の腱鞘炎がありました
また帝王切開や育児によってガチガチな背中と肩、首にも無理がかかるため、音の連結がうまくいかない連続です
術後はしばらくお腹の感覚も無かったため、口周りや喉で何とかしてしまい、顔面のマヒやイップスも起き、
突破口が見えるまで3年はかかったけれど…
身体の専門の整体や鍼灸師、理学療法士さんにも助けられ、癖を直せる良いキッカケでした
いつ何が起きるかわかりません
問題ない時でも、良しとしていたことを手放す勇気も成長の過程だと思います
過去の成功感覚だけを頼りにしないこと
見えない部分の感覚は思い込みが多いこと
教本の理論が意図することと、自分の認識がズレてないか?
自然から離れないような身体の素直さと、楽観的な気持ちで取り組むことは表現にも大切です🪈
まずはしっかり立って
健康で丈夫な身体づくり
レッスンでは状態をみながら、自然に構えられるよう一緒に取り組みます🧘🏻